お見合いを通じて、さまざまな職業の女性と会った。OLがやはり一番多いが、大学教授や医師とも会った。私よりはるかに収入が多いと思われるバツ1の女医さんは「本当は結婚なんてこりごり。再婚するつもりはなかったけど、やっぱり子供が欲しいから」とお見合い相手の私にぬけぬけとおっしゃるのには驚いた。私は“種馬”候補か!?
あこがれの航空会社の客室乗務員や看護婦とはお見合いをしたことがない。これらの職業の女性は男性の人気があるため、条件の悪い私までは回ってこなかったようだ。
多かったのはピアノ教師と薬剤師。ピアノ教師は自宅で子供に教えているケースが多く、薬剤師の職場は薬局という閉鎖社会だけに、男性との出会いが少ないためだ。絶世の美人の薬剤師とお見合いしたことがあって、「なぜ私がこんな美女の向かいに座っているのか、夢ではないか」とわが身をつねったこともある。
職業によっては人と接する機会が少なく、社会常識に欠ける人もいる。偏見を招いてはいけないので、その女性の職業は書かないが、2回目のデートで「あなたは私と結婚することになりました。私の母があなたでいいと言っています。私の母が言うことは絶対です」と言われ、びっくりしたことがある。
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